それなのに彼女作る気がなかったなんて、どんな頭してんだこの野郎~…!
起こさないようにふふっと軽く笑ってから、部屋を出た。
あたしはリビングのソファで寝ようっと。
ソファに寝転がってバスタオルを首まで掛ける。
けど、季節は秋…すっごい寒い。
薄っぺらいバスタオル一枚じゃとてもじゃないけど寒さは防げない。
かといってどこかに毛布があるわけでもないし。
来たばっかりでどこに何があるかなんてさっぱり分かんないし。
仕方ない…今夜はこれで寝過ごそっ…!!
疲れていたのか寒いことも忘れて、あたしは熟睡していた。