「それと、俺の名前は相島 統牙(そうじま)。
高校には行かないで働いてる。
あとはー…ああ。ここらへんの朔龍(さくりゅう)っていうグループに入ってる」
一気に自己紹介されて、あたしの頭の中は大混乱。
そ、そんなに言われても頭悪いから入ってこないよぉ~…。
「さ、朔龍?」
一番気になったところを聞いてみた。
他にも聞きたいことはあったんだけど…
グループって音楽グループとかそんな感じ?
ミュージシャンだったりする…?!
だけど、彼の返答にあたしは自分の耳を疑った。
「暴走族」
「ぼ、暴走族…!?」
そ、そんなの本当にあったんだ…。
昔だけの話で今はもうないのかと思ってた。
「…怖い?嫌だった?」
「いや…!驚いただけ!!」



