【完】俺が愛してやるよ。




「な?結実」


いきなり話をふられて、みんな一斉にあたしの方を見る。


「へっ…!?」


「へっ…じゃねぇよ。お前は俺の最後の女だから」


いつか、そんな話をしていたな。

なんか、今じゃ懐かしいな。



「あたしも統牙が最後の男だよ」


そういうと、周りが指笛を吹いたりして、


「羨ましくなるくらいラブラブだぜ〜!」


なんて声が聞こえて来た。

総長さんたちも呆れたようにでも楽しそうに笑いながら
あたしたちのやりとり見ていた。


「統牙…これから朔龍をよろしくな

お前なら安心して任せられる」


仁さんが統牙に握手を求めた。

そして、統牙はその手を取り、


「はい、精一杯やらせてもらいます。

俺にとっていつまでも仁さんは恩人であり、
人としても尊敬できる人です。

いつか、俺もそんな風に思ってもらえるように頑張ります」