「お前は俺らの大事な仲間だ。追放なんて有り得ない」
後ろから現れたのは総長さんや副総長さんや菜摘さん。
それに竜也さんに千香たち。
「結実…っ!!」
千香があたしのもとに駆け寄る。
それをみんなが温かい目で見ている。
みんな心配してくれていたのかあたしを見てホッとしたような表情をしている。
あたし…すごい愛されてるなって実感した。
「総長…今回はほんとにすみませんでした」
統牙が総長に頭を下げて謝った。
「…お前は朔龍を想ってやったことだ。今回は許す」
「…ありがとうございますっ!」
よかった…
統牙は朔龍のメンバーとしていられるんだね。
本当に良かった。
嬉しさで泣いてしまい、涙がベッドの枕に灰色のシミを作る。
朔龍を見ていると仲間の大切さとかを教えてもらってる気がする。
絆ってすごいなーって思った。
仲間のために戦う、どんなときも仲間を想うこと…全部朔龍から教わったことだ。
なんか、あたしも学校で頑張ってみようかなって思えてきた。



