「笑わせんな。俺たちも舐められたもんだな」
そうか、コイツは副総長だったのか。
噂には聞いていた。
相当、タチの悪い副総長の名倉(なぐら)。
今更、気づいた。
だからコイツの言うことはみんな聞くのか。
総長は今は不在らしい。
誰が総長になるのか相談しているところらしい。
なるほどな。
総長候補の俺を殺せば自分が総長になれるかもしれないってことだな。
どこまでもタチのわりぃ奴だ。
名倉は持っていた鉄のパイプを地面に叩きつける。
それが合図だったのか
勢いよく奴らが俺の方に走ってくる。
俺は向かってくる奴らを
次々と蹴り飛ばしたり、殴り飛ばしたりして倒していった。
もちろん、俺は素手。
パイプやバットを器用に避けていく。



