そして、俺はようやく目的地に着いた。
バイクを止めて中に入ると、
俺に電話してきたやつが偉そうに仁王立ちしていた。
その後には龍極の奴らが
鉄のパイプや金属バッドを持って立っていた。
コイツらは朔龍で来ると思っていただろうから
この人数がいても当然だ。
「おいおい、ほかの奴らはどうした?」
「……お前らなんか俺一人で十分だ」
いくら喧嘩の強い俺でも100人以上を
一人で倒すのはさすがに不可能だ。
でも……最後ぐらいはカッコつけさせてくれよ。
朔龍のみんなには仮があるんだ。
こんな俺を温かく迎えいれてくれた。
その貸しを今から返す。



