【完】俺が愛してやるよ。




「ほんとか…?」


「なんとなくなんですけど…

このままだと統牙がいなくなる気がして」


なんか、ソワソワするの。

変な胸騒ぎっていうか。

もう統牙はあたしのものじゃないけど、
それでもまだあたしの正直な気持ちを話せてないんだもん。


「わかったよ…」


総長さんはあたしのワガママにしぶしぶ首を縦に降ってくれた。


「ありがとうございますっ…!」


総長さんからの承諾も得て、
二手に別れて統牙を探すことにした。


お願い…無事でいて…っ!!

竜也さんの後ろに乗せてもらいながら心の中で祈る。



統牙……お願いだから、死なないでね…っ。