「お願いします。
なんか……統牙はそこにいる気がするんです」
あの時の統牙の顔は絶対何か言いたげだった。
嘘ついてる時の顔だし。
だから、きっとみんなに送ったあの場所も嘘だと思うんだ。
「いいけど、総長も一緒に来てもらわねぇと…」
「分かりました!!」
あたしはその言葉を聞き、総長さんにお願いしに行った。
「総長さん…っ!お願いです。
あたしと龍極の倉庫に来てください…っ!
統牙はそこにいる気がするんです…!!」
あたしは必死の思いで総長さんに頭を下げた。
こんなにも頭を低く下げたのは初めてってぐらい。
でも、統牙のためなら土下座でも何でもできるんだ。



