あ、一人暮らしなんだ……。 あたしはそう言われて少しホッとした。 だって、家族なんていたらここに居づらい。 どうりで靴も部屋も少ないわけだ。 物も必要以上には置いていなくて、思っていたよりもスッキリとした モノトーンな感じの部屋だった。 「そ、そうなんですか…」 「お前、風呂入ってこい。 風呂はそこの角を曲がったところにあるから」 そ、そんな急に言われてもなぁ… それに着替えだってないし……。 「着替えは俺の貸してやるから。 ……下着はないけどな」