【完】俺が愛してやるよ。




「ひゅ~、見せつけてくれるね~」


声がしてハッとなってそちらを見ると、
そこには千香と竜也さんがニヤニヤしながら立っていた。


でも、二人ともいつもとは違うのは頬などに傷があること。


二人とも必死に戦っていたんだな。


「なっ…///」


「アイツら…散ったのか?」


そういえば、あの気絶していた男も知らぬ間にいなくなっていた。


「ああ。アイツらマジで俺らを殺りに来てんぞ」


「……っぽいな。誰も死んでねぇよな?」


「あったりめぇだ。負傷者はいるけどな」


「喧嘩に傷は付きもんだ」


「まあな…」


あたしと千香は二人の真剣な会話を黙って聞いていた。

と、いうかあたしたちが口出しする話じゃないから。

そっちのこととかはあたしはよく分かんないし。