でも、統牙はあたしの言葉を無視して
地面にひざまづいた。
どうして…そんなことまでしてくれるの?
「兄貴…!」
敵の仲間が来て、あたしはそいつに手を縛られた。
「てめぇ、そいつには手ぇ出すなつっただろ…!!」
目の前に居る統牙は殺気がムンムンに出ていた。
それに気づいている相手の男の手はあたしの縄を持つ手が震えていた。
だけど、もう一人の男は気にせずにズカズカと統牙に近づき、お腹を思い切り蹴った。
「うっ…!」
統牙の苦しい呻き声が漏れる。
「統牙っ……!!」
見ているだけで涙が頬を伝う。
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