その時、誰かがあたしに
近づいてくる足音が聞こえて来たと思ったら
グッと髪の毛を掴まれて無理やり立たされた。
やっぱり見つかってたのか。
ごめん…統牙…こんなんになるつもりじゃなかったの。
「コイツ、お前の女か?」
「いたっ…!」
髪の毛を強く引っぱられて、じんじんと痛む。
「結実…!!」
統牙があたしを心配そうに見つめている。
「お前、そいつにだけは手を出すな」
「じゃあ、そこにひざまつけ」
「統牙…ダメっ…!」
あたしのために言いなりになんてなっちゃダメ。
コイツの言いなりになんかなったら何されるかわかんないよ!!



