結実はいつの間にか
俺の中で大きな存在になっていたんだ。
これが、“好き”ということなんだと感じた。
結実の心は叫んでいた。
『誰かに愛してほしい』と。
俺にその心の声は届いた。
だから、こうして今隣にいるんだ。
お前を心の底から愛してると胸を張って言える。
今までの俺とは全く違う。
まるで昔の俺に戻ったような気分。
そう思わせてくれたのも今、
隣で俺の目を見て、
真剣に話を聞いてくれているコイツのおかげだ。
あの時…見つけたのが俺でよかった。
家に招き入れてよかった。
初めて神様に感謝した。
試練ばかり与えてきて恨んでいた神様
でも、こんな御褒美をくれてありがとう。



