俺は今まで何人傷つけてきたんだろう。
それに、菜摘も傷つけた。
今はあーやって拓也さんと付き合っていて幸せそうだけど、
俺と関係を切った時は
死んでるのか生きているのか分からないような…そんな感じだった。
でも、傷つけて何も思わなかったわけじゃない。
実際、俺も女遊びを辞めようと思ったけど無理だった…。
俺は底なし沼にハマってしまっていてそこから自分では出られなくなっていた。
一人でいると、思い出してしまう。
楽しかった…幸せだったあの日々を……
思い出しては虚しくなり、切なくなる。
もう二度と戻ってこないあの日々を――。



