【完】俺が愛してやるよ。




「今日はもう家帰ろうぜ」


「早くない?」


いつもならもう少し遅くまでいるのに。


「ここにいると誰かさんが浮気しそうだしな」


「もうっ!信用ないなぁ!」


「嘘だよ嘘。たまには二人きりの時間も必要だろ?」


「なっ…///

毎日二人きりの時間じゃない…!」


「そんなんじゃ、足んねぇよ」


そんなやりとりをしながら、
あたしたちは倉庫を出て、家に帰ることにした。


「……結実」


家に着いてすぐにソファに腰を下ろした統牙。

その横にちょこんと座るあたし。


いつになく真剣な統牙の声に少しドキリッとする。