なんか、全部わかった気がする。
統牙があの日家に招き入れたのも、
あの言葉をあたしに言ってくれたのも…
あたしという結実に言っていたんじゃなくて、
他の誰か…統牙の大切な誰かに言っていたんだ。
そして、総長さんもその人の存在を知っているとなると、
初めてあの部屋に入った時に
目が合って微笑んでくれたのも納得がいく。
「傷つきたくなかったら、手を引け」
総長さんは悪気があってこんなこと
言ってるんじゃないって言うのは分かってる。
だけど、とても深くあたしの心に刺さった。
あたしはどうしたらいいの…?
統牙とお別れしなきゃダメなの…?
分からない、分かんないよ。
離れたくない…こんなに好きなのに。



