「不安になったりするのあたしだけじゃないんだね」
「……俺だって人間だし」
「ふふっ、そんな拗ねないでよ」
若干拗ねてる統牙が可愛くなってつい笑ってしまう。
珍しいなぁ、こんな統牙は。
「別に拗ねてねぇし。
いっつも拗ねんのは子供のお前だろ?」
うわ…完璧にいつもの統牙に戻ってる。
「あたしは大人だもん」
「ふーん…じゃあ…」
統牙は何かを企んでいるような顔であたしの頬に手をあてる。
統牙の手は冷たくて頬がひんやりとする。
でも、今顔が熱いあたしにとってはいいかも。
「な、なに…んっ!」
いきなり、唇を塞がれた。
「ちょ…っ…んん…っ」
でも、明らかにこの前とは
違う感じのキスに混乱してしまう。



