【完】俺が愛してやるよ。




懐かしい自分の部屋

ここであたしは毎日過ごしてたんだ。
ずっと…一人で。


何持っていこ…とりあえず服とカバンと…

リュックサックに詰め込めるだけの荷物を詰めて、再び統牙のところに戻る。


「おまたせっ!」


「ん?ずいぶん早かったな」


統牙はソファにドシッ、と座っていた。


「早く帰ろ!」


「ったく…お前は泥棒かよ」


「ここは仮にもあたしの昔の家なんですー!」


「分かってる、そんなの。早く帰るぞー」


そう言って、ソファから立ち上がりリビングから一人で先に出ていく。


あたしも後から小走りで追いかけた。