【完】俺が愛してやるよ。





そして、統牙の手によって

あたしが顔を覆っていた両手が顔から離れる。
すると、あたしの真っ赤な顔は統牙に丸見え。


は、はっず…////

なんであたしがこんな目に……


統牙は何も言わないであたしの顔を見つめている。
少し上を見上げると必然的にぶつかり合う視線。


吸い込まれそうなその瞳。
でも、どこか寂しさが滲み出ているような気もする。


「俺…、耐えられっかな……」


ぼそっと呟いたその言葉。