水玉模様

消灯までの時間はあっという間で、あたし達はまだ騒いでいたい気持ちを無理矢理抑え、部屋に戻った。

先生の点呼が終われば、みんなお決まりの様に布団から出てくる。

部屋は暗いままだけど、お菓子を広げたり、ケータイゲームしたり、話をしたり…各々楽しんでいた。


「ねぇ瀬口、あやねも聞いて?石黒くん、彼氏になっちゃった。」

サキちゃんからの報告だった。

「きゃ~ッ、マジ?おめでとうじゃん!」

「ありがとー。でね、明日の自由行動、石黒くんと…いい?」

「当たり前じゃん!ラブラブデートしてきなよぉ!ね、瀬口!」

「あ、うん…おめでとう。」

さっきの妄想が、脳裏をかすめる。

その中は、悶々としていた…。

「2人共せっかく彼氏いるのに、1年生だから残念だね。」

サキちゃんが、申し訳なさそうに言う。


そうして、1人、2人と眠りに就いていったけど、あたしは眠れなかった。