水玉模様

「くど……。」


見張りの子を押し退けて入ってきたのは、工藤瞬だった。

「きゃぁっ!」

「痛っ!!」

工藤瞬は、力任せにあたしから彼女らをひっぺがした。



「勝手に触んな!!!」

「あんた女子便なんかに入ってきて、先生に言うから!」

あたしにハサミを向けていた子が、しりもちをついたまま言った。

「好きにしろ!そのかわり、二度とコイツに触るな!!関わるな!いいな?!!」

『…。』

工藤瞬のあまりに激しい剣幕に、誰も何も言えなかった…。

「俺の和奈に、今後一切関わるな!!俺の許可なく触るなッ!何度も言わせんな!!!」


あたしも、こんな工藤瞬を見たのは初めてで、言葉が出なかった…。

「……。」


あたしのために…。