そこには、私が死んだ緑川が映る。
なにここ。
これは、鏡?
 川の前で翔が泣いている。

『彩奈ァァァァァァ。』

 私は鏡に手を伸ばす。
「!!!」
 鏡に吸い込まれる!
 
連れてって。
私を、あの、『緑川』へ!