差し伸べた光と手の温もり

「ごめんなさい。私同じクラスだと知りませんでした!!」

私は、思いっきり頭を下げた。

「いや、いいよ。
まー、クラスであんなことがあるからクラスの全員も覚えてないだろうし………」

あんなことって、やっぱいじめのことだよね。

「あのさ、蒼のことだけど。
あいつはお前のことを大事に思ってんぞ、さっきはあんなことを言ってたけどな
あんま気にしないでくれないか?」

蒼君が私のことを大事に思っている?

そんなありえないよ。だって私は何もしてないし

「それは…………ありえないよ。
だって、私蒼君になんにもしてないよ」

私はコーヒーを少し飲んだ。

(苦い…………)

「お前は蒼に光を渡したんだ。蒼はいつも俺にお前が助けてくれたことを話してんだぞ。
いつも笑顔でいうからさとっても幸せなんだろな」