あぁ。


この奇妙な出来事が終ったら、あたしはどうなるんだろう?


自分の体で目覚めることができるのかな?


それとも、死んでしまうのかな?


できれば、自分の体で目覚めたい。


そしてイツキの姿で、夏斗に抱きしめてもらいたいなぁ。


なんて……。


そんな事を考えている内に、あたしは夏斗の腕の中で眠りに落ちたのだった。