プライドばかり高かった姉が得たものは、そんな寂しさのつきまとう小さな自分の居場所。誰にも縛られず、その場限りの出会いと、別れの日々。 「カスみたいなプライドだけが、明日への架け橋だったかもしれない。吹けば飛ぶようなプライドを守るために、どれだけの人を傷つけたんだろう。」