願いが叶ったその時…






夏「おま!普通に起こせよな」


「何度もやったのに起きないので
 ちょうど電話のかかってきた椿さんから
 教わりました。
 『耳を噛めば一発だよ☆』って」


夏「最後の☆がムカつくな」



どうやら夏風は耳が弱いらしい
まだ顔が少しだけ赤くなっている。
そんな所を可愛いと思ってしまった



夏「まぁあいつにやられるよりは
  お前にやられた方がいいが…」


「ひゃっ」


夏「へぇ…お前も耳が弱いのか?」



な、なんか笑顔が怖いよ夏風さん…


その後私は、椿さん達がくるまでずっと
耳を噛まれていたというの
言うまでもないだろう…

もう二度と夏風の耳の噛みません…



椿「たっく~イチャイチャもいいけど仕事は
  してよね若頭殿」


夏「うぜぇ」



こんな言い合いしてるけど
仲が悪い訳じゃない
夏風は信頼してるんだな…



夏「百合、俺は仕事に行くがここに光琉を残す
  何かあったら光琉にきけよ?」


「わ、わかり…」


夏「敬語」


「わかった」