大空へ向かって

麗美の目には、沢山の涙がたまっていた。



瞬きをして、涙を流したら止まらなくなるのは、わかってたから。




わざと、上を向いた。




その日の空は、雲１つ無い、綺麗な青空だった…。





栄助の笑顔のようだった。



綺麗で



温かくて



温もりを感じる、綺麗な綺麗な青空だった…。





大丈夫…。



栄助の言葉に、嘘が無い事を、信じています…。





海で、麗美にプロポーズしてくれたよね??





あの言葉に、嘘が無い事を…あの言葉が 本心で合ったと信じています…。





栄助…。


麗美は 栄助を信じるよ…。