麗美と栄助は、教室が遠い。 だから、待ち合わせをしてない限り、学校内で会うことは 全然無い。 栄助の手のぬくもりが残ったまま、教室に入る。 いつものように、アメリと話し、いつものように授業を受けながら、友達と手紙回しをする。 そう、何気無い 平凡な毎日。 麗美は 平凡が一番の幸せ何だと思う。 でも、平凡な日々は、積み木のように、崩れていく。 何でかな??