―1ヶ月後


今日、栄助と話そう…。


栄助と1ヶ月離れていてきづいた。


麗美には、栄助が必要なんだ…。



授業中、栄助にメールした。


メール送信 栄助


「もう一度、話したい。放課後、屋上に来て!!」



メール受信 栄助


「分かった。俺も、話したい事がある。」




―放課後


授業が終わってすぐ、屋上へと向かった。



屋上に入る前、足を止め、手ぐしで髪を整えた。


大きく深呼吸をして、屋上へと足を踏み入れた。




そこには、麗美の愛しい人の姿。


栄助…。

今直ぐにでも、抱きつきたいよ…。



栄助と目が合う。

「麗美、おっせぇよ!!!!!!!!!」


当たり前のように、麗美って呼んでくれてるのが嬉しい。



「ごめんね。先生の話長くて…。」