あの日はシャボン玉のように儚い



「それでは、第…回……学校、入…を始め…す」


…おお、かわいそうな校長よ


女子の悲鳴のせいで、マイクが入ってるのに全く声が通らない校長に向かって心の中で合掌する



「もー、せんせー!マイクかして!!」

マイクに大きな声が入ったと思ってたら、


「新入生のみんな!椎名高等学校へようこそ!!」

と可愛い感じの男の子がハキハキとしゃべり始める


「この学校は、今年で創立10年ぴったり!
んで、方針である“独立不羈”ってゆうのは、昔からの伝統で、イミは簡単にゆーと“なんでも自由にやっていいよ”ってことだから、法律上禁止されてる事以外なら好きなようにしてくれていいよー!
あと、行事とかは自分たちで勝手にやるから、やりたいことあったら僕ら生徒会の誰かに言ってねぇ!
んで、あとはねぇ__」


…おぅ、話が長い


いつの間にかあれだけ騒いでいた女子も静まりかえっていて、寝始めている子だっている