Q『涼さんの初恋は何歳ですか?』
A『幼稚園♪』

Q『好きな食べ物は?』
A『焼肉、寿司、パスタ♪』



次の瞬間思わず言葉を、
失った。焦



……ちょっ!チーフ!……
この質問聞くのー?……



『……ん?……どうかした?』

『……え、ああの……
ごめんなさい。変な質問で……
その、涼さんの初、初あのその……』









『……ああ♪ハハ♪……
お姉さん何歳の時?』









私が答えないで下を向いて顔を、
赤らめてると彼がいきなり笑い出し、





『……アハハ……嘘だよ、ごめん♪
ちゃんと答えるよ♪初体験は高2の時♪』



……早ッ……
高2!まあ彼程の、
イケメンなら当然なのかしら……




『……そ、そう……ごめんなさい。
変な質問で。』



『……いいよ……俺もごめんね?
からかって。』



『……そうよ……
大人をからかわないで。』



『……ごめんね……てか可愛いいね♪
お姉さん♪顔真っ赤。笑』



『……な、によ……もう……
次の質問行きます!』



『……ハイハイ……何でも聞いて♪
何でも答えるから♪』



『お願いします。』


なんだか完全に彼のペースだ……
悔しい!



それからも質問は続いた。
時々チーフの考えた下ネタの質問を、
交えながら。




……ったく!!……絶対帰ったら、
特上寿司!



そして彼へのインタビューが、
ようやく40分程で終わった!



『……以上です……深海さん!
お疲れ様でした!
ご協力有り難とう、ございました。』






『……はあ……
やっと終わったあ!お疲れ様でした!』


『お疲れ様!
ほんとに長時間お疲れ様でした!』

『……いやいや……楽しかったよ♪
すぐ写真撮るの?』

『……そうね……
ちょっと休憩しますか?』

『……うーん……そうだなあ~
そうしようか?♪』

『そうですね。』

『今日は写真撮影で終わりだっけ?』

『……はい……そうです』

『……じゃ……休憩しよ♪』

『……はい……解りました♪』

『……ねえ……
今回は俺の密着なんだよね?』

『はい。すみません。』

『ハハ♪
謝らなくていいよ♪
その代わり夕飯は俺に、
付き合ってよ♪一緒にご飯食べよ?
俺のいきつけのとこ連れてくからさ♪』

『え?』








『……密着だろ……超密着出来るよ♪』







『……あ……
ご一緒していいんですか?』

『……クスッ……
やる気スイッチ入った?』

『……いえ……そんな……』