医局に戻ると顔をしかめながらパソコンを覗いているヤツがいた。
気になってパソコンを覗いてみると、、、。
「速水、これだれの数値?」
『うわっ。センパイ!!いつからいたんすか?』
「うん、今来たんだけどね、で?」
『あー、これは唯斗(ゆいと)の今日の結果です。』
数値を見ると白血球が少なすぎる。
「唯斗って喘息じゃなかったか?」
『そうなんですけど、昨日貧血で倒れて万が一って言って検査してみたらこれです。』
「白血病ねぇ。しかもこの感じだと進行が早いな。」
『これからご家族に説明に行こうと思っ プルルルルル
「あ、わりぃ。俺だ。」
「はい、竹内です。」
《涼真、俺だけど。菜月がいない!》
「へ??」
あまりにビックリして間抜けな声がつい、、、
《いま、巡回来たら居なくて》
「心電図は?」
《ご丁寧に電源切られて取られてる。チューブもついでにやられた。》
「はぁ、あいつ。」
《とりあえず俺は東棟さがすから、西棟頼む。》
「ん。分かった。」


