ありがとう。

でもホントのことを言うのは怖い。痛いのやだし。
なにより。こんなことで迷惑かけられない。


涼真先生だって忙しいのに。


『聴診させてな。あ、今翔太入院セット取りに行ったから。
はい。ゆっくり深呼吸な。』


「スーハースーハー」


『おっけ。心臓に違和感あるでしょ。モニター付けとくね。』

ほら。今だって何も言わなくても気付いてくれた。


「うん。ありがとう。」



『いーえ。あと1時間くらいで夜ご飯なんだけどどうする?食べれそう?』


「いらない。」



『そっか。じゃあ後で栄養剤だけさせてな。お前痩せすぎだから。』