なんとか必死に集中してやり、課題は終わった。 それと同時にチャイムが鳴り、ギリギリで提出することができた。 よかった…間に合った… 「今日もギリギリだったな」 健太郎が安堵の息をはく。 「いつものことだろ。 てか終わってないやつもいるしな」 そうしていつもの1日は終わった。 毎日同じ。 毎日平凡。 刺激が欲しい、なんてわがまますぎたのかもしれない。 平凡が一番幸せだと、気づかなかった。