君と僕の白昼夢



そして5時間目、6時間目を無事に終える。

緊張と不安が入り混じっていた。

午後の授業の記憶はあまりない。

それくらい、なにも考えられなかった。

ずっとボーッと、言われたことだけをやる機械のように過ごした。

おぼつかない足取りで教室を歩く。

腕時計の針は3時35分をさしている。

もう少しで…運命の時がやってくる。

もう少しで…明日を決める時がやってくる。

そう思うとうまく息ができなくて。

また、日和が死ぬ瞬間を見たらどうしよう、とか考えてしまう。

教室から見える夕焼け空。変な形の雲。

これから起こる何かを暗示しているようで。

その何かがいいものか、悪いものかはわからない。

でも…

これからどうなるかは、俺次第。

日和が生きるも死ぬもーーー……。