君と僕の白昼夢



沈黙が続いた。


俺の心は押し潰されそうだった。


こんなこと、二人に聞いてどうするんだ。


どうしようもないのに。


「あ…やっぱりなんでも「それはさ」」


俺の言葉を遮るように健太郎が発した。



「今はそりゃ辛いだろうよ。闇の中っつーんだから。

でもさ……探し続けなきゃ抜け出せないんだろ?

ずっと闇の中なんて嫌じゃね?なら何がなんでも抜けなきゃ。

きっと……いや確実にその壁は超えられるし闇からも抜け出せる」


俺は目を丸くして健太郎を見た。


こんな真剣な話をする健太郎を俺は知らなかった。




「まあ……その辛さとか苦しさは卓にしかわからないよ。

俺は卓になれないからそんなに言えないし、俺の発言に納得いかないこともあると思う。

お前に何がわかるんだ……ってね。

でもさ……神様はいないよ。願うだけじゃダメなんだよ。

その答えは卓にしか見つけられないんだよ。きっと誰も、本当の意味で卓を助けられない。

卓はその壁を自力で超えるしかないんだよ」