「私麦茶!」
「兄ちゃん俺も〜」
「はいよ」
久しぶりに日和に会って、佑は嬉しそうだ。
………でも…
“今日”はどうなるかわからない。
リビングの時計を見る。
4時15分。
あと1時間くらい…か…
俺はコップを持ってリビングのテーブルに置いた。
「ありがとう卓」
「ありがとう兄ちゃん」
日和を真ん中にして、俺もソファーに座る。
テレビは相変わらずホラー番組が流れている。
「てかなんでひーちゃんうち来たの?」
「え、それは「ほ、ほら!久しぶりに3人で懐かしもうかと!」
慌てて日和の言葉を遮った。
「懐かしむって」
日和が笑う。
「まあ、確かに懐かしいけど」
佑が麦茶を飲みながら言う。
でも本当、昔に戻ったみたいだ。
昔に比べれば3人で会うことなんて滅多にないし。
いい機会だよ。
こんな状況の中だけど…


