君と僕の白昼夢





「おじゃましまーす…」

「ほい、どうぞ」

俺は家へ入ってリビングのドアを開けた。

「お、おかえり兄ちゃん」

リビングのソファーにお菓子の袋を持ちながら座る弟がいた。

「まーたお菓子食いながらホラー見て…」

タイムリープに関わらず佑は毎日のようにホラーを見ていた。


「うるさいなー……ってあれ?

ひーちゃん!?」


リビングの入り口に立つ日和が視界に入ったのか、途端に声が大きくなる。

「佑、久しぶり」

「わあ!ひーちゃん!」


佑は子供のように目を輝かせた。

立ち上がると日和の方へ歩いていく。

「結構会ってないよね?」

佑が聞く。

「そうだね~」


「はいはい、感動の再会はいいから、とりあえず座れお前ら」

俺は冷蔵庫へ向かう。


「ひーちゃん、座って」

佑が、日和をソファーに座るよう促した。


「何飲む?」

キッチンの冷蔵庫から2人に声をかけた。