「ああ。もちろん」
ちゃんと大人になって時間を巡ろう。
その時、同じ時間を過ごせていたならいい。
少しして俺は日和に声をかけた。
「日和、そろそろ行こうか」
「そうだね」
360度見渡して満足した俺らは山をおりることに。
「ほら、段差気をつけろよ」
「ありがと。大丈夫よ」
俺が心配して言うと日和は笑って返した。
そしてやっと半分まできた。
「帰りは楽だね!」
日和が息をあげながら言う。
「その割にはだいぶ疲れてるみたいだけど」
俺はそれがおかしくて笑った。
「もーなによー…」
あと半分で普通の道に出る。下山は終わる。
童心に帰れて良かったな。


