「遅刻するー!!!!!」 「葉月またなのー?バスケ部の朝練あるんでしょ?急ぎなさい!!」 「分かってるよー!!」 うわぁーん!!!また遅刻しちゃうよぉ!!! そうなんです。本当に急いでるんです!! 朝からバタバタしなきゃいけないのは自分のせいなんだけど。 「いってきまーす!!!」 勢いよく、ドアを開けて飛びたした。