「亜矢、これ、もしかして、亜矢の?」
「うん、元ね。」
百合子があの手紙を指差して聞く。
私はもう、そんなの、どうだっていいわ!って顔して応えた。
そんなの、嘘だからね。
ホントに、嘘だからね。
ホントは、気にしてんのよ!
なんて、言える訳、ないわよね。