危険地帯




深月は私の肩を抱き寄せて、




「俺達の奴隷」




と、自慢するように言った。


ど、奴隷……!?


秘密の共有者じゃなくて!?そばに置いてるただの女子高生じゃなくて!?


突然の言葉に、私は驚きを隠せない。



「関係ねぇ奴を巻き込んでんじゃねぇよ」


「関係ならあるよ~。僕達は運命共同体、みたいな感じかな」



本気で怒っているような表情で言った恭弥という人に、律も私に近づいてそう言った。


運命共同体……!?


さっきから「違います!」って思いっきり否定できるようなできないような、曖昧なラインの関係ばかり言われてる……。



この人達にとって、私は奴隷であり運命共同体であり、赤の他人でもあるのかもしれない。



「神雷にも姫くらいいるだろ?」


「黒龍の姫はお前らに怯えてるようだけど?」



司も私の近くに来てそう言った。


しかし、蜜という人は疑いの眼差しを送る。



これだけははっきり言える。姫ではない!!