「山本羽留に傷一つつけないでよね!ちゃーんと私のナイトになってちょうだいよ?」




これは、恐怖心に負けた私に無理やり誓わせた罰よ♪


ワタシは限られた時間でしか目覚められないから、ワタシのいない時間は守ってもらわないと困るのよ。


ワタシの全ては、“私”のものなんだから。



「はあ?なんで俺達がそんなこと……」


「わかったら返事」


「そんなことす」


「はいはーい!了解しました~」



深月が「そんなことするわけない」と最後まで言い終える前に、律がゆるい口調で返事をした。


そんな律に、深月が「は!??」と声を上げる。



「なに勝手に了承してんだよ!」


「だって、面白そうじゃん?」



怒鳴る深月に、律はニッと笑う。


律、いい返事をありがとう♪