私の意識に、アイツの意識も混ざって溶け込んだような、とても懐かしくて、落ち着く感じがして。


なぜか、切ない気持ちがこみ上げてきた。



アイツと私で、長い夢のような時を経て、“私”となった今


見ていた世界の景色が変わり


ひとつの終わりを迎えた運命は、誰にもわからない未来に繋がる扉を開けようとしていた。