危険地帯






「傷つけてすまなかった」




神雷の総長は、深く頭を下げてそう謝った。


神雷の総長の、真っ直ぐな声。



「謝ってくれてどうも♪」



笑顔でそう返すワタシ。



私が思っていたように、許し合う気持ちは大切にしたいんだけど。


ワタシがあなたを許すことはないでしょう♪


それほど、私に血を流させた罪は重いのよ。



さて、お次は。


視線を移して、深月を捉える。



「あなたが原因なんだから、落とし前つけてくれるわよね?」



ワタシが深月にそう言えば、



「……わ、わかってる」



と、あっさりと頷いた深月。


あら、聞き分けいいわね♪


そういう子は好きよ。