危険地帯





でも、このままでは、ワタシのせいで“私”まで悪者扱いされるかもしれない。


……しょうがない、わね。


クラリと視界が揺れて、こめかみを抑える。


さらに激しく痛み出した頭。


そのせいか、目眩までしてきた。


早く病院に行かないとやばそうね。



「鉄パイプは使えないようだし、武器を使うのはやめるわ♪」



ため息混じりにそう言うと、周りはホッとする。


そんなにワタシを凶悪に感じているのかしら。


失礼な人達ねっ。



「だから、二人にはそれぞれ別の罰を与えるわ♪」



すっっごく簡単な処罰よ。


ワタシ自身、納得できないし、怒りは収まらないけど。


私が大量出血で死んでしまうより、ずっとマシ。



ラッキーだったわね、二人とも♪