「それは違うよ」 「ん?」 恵梨の真っ直ぐな瞳が、私を捉えていた。 「あんな男たち、お姉ちゃんには相応しくなかった。すぐ浮気しちゃって、しかも、あたしの方へフラフラ来たかと思えば、……みんな口を揃えて『真理の方が良かった』て言うんだよ。失礼しちゃうわよねぁ。そんなどーしよーもない男、お姉ちゃんには絶対に相応しくないんだから」 恵梨―――