………………
始まりは、いつも最低最悪なもので私の人生は出来ていた。

どう足掻いたって、いつもいつも……私にはドロドロとした何かがまとわりつくようにずっとずっとそれが離してはくれない___

私には、両親がいない…
何故かと、聞かれるといつも私は有耶無耶にして逃げてきた。


だって、言ったところで同情されるか……それか、汚い目で見て私を嫌うかのどちらかだから…

小さい頃から、そうだった。

先生ですら、見て見ぬフリをして煙たがって
あ〜、めんどくさい奴を任されたな
そんな感じにしか、思ってない

「〇〇ちゃんのことは、先生が絶対守るしずっと見てるからね!」

最初に、こういう奴らは絶対離れていく
事情を知って、傷付けないようにして優しく接しようとしてるかもしれない

だけど…………

「ねぇ、なんであんな子を任されなきゃいけないのよめんどくさいわ〜ていうか、聞いてよ!あの子の母親暴力振った挙句捨てたたんですってよ」

「うわぁ〜、めんどくさいだけだね〜ていうか、何でここにまだいる訳?早く辞めて欲しいわよ私絶対なりたくないよあんな子の担任」

裏ではこう言ってるだから、私は何も信じないし誰とも近くにいようとも思わない。
関わろうとも思えない

だから、私は1人で生きていくと決めたんだ……

名前も何もかも変えて……

そう思ってたんだ……


あの日までは……