どこからか羅刹の気配がしたかと思い向かって見ると男装をした女の子が羅刹に襲われそうになっている。



私は、女の子を自分に引き寄せ羅刹を一気に刺殺した。







「へ・・・・・・///」

「ん?(・・・此奴、女鬼・・・しかも純血の・・・)嗚呼、すまない・・・危なかったものでつい・・・手荒なことをしたな・・・」

「い、いえ////」

「お前・・・「あれ?これ、君が殺ったの?」・・・だったらどうす・・・!?」

「なにさ・・・人の顔見て」

「・・・・・・比良、裏殿・・・?((ボソッ」

「は?」

「ッ!・・・なんでもない・・・」




違う・・・人違いだ・・・

此処に比良裏殿が居るはずない・・・

ただ、似ているだけだ・・・。




「屯所までご同行願おう・・・」

「・・・はぁ〜・・・ついて行けばいいのだろ・・・好きにしろ・・・」

「・・・・・・・・・」




例えこの男が比良裏殿だとしても・・・

私は、二度と貴方を愛す事は、ないでしょう・・・。


貴方には、もう自由になって欲しいから・・・





だからこの気持ちを隠して・・・最後の日まで貴方を――――――――――今度こそ守ってみせる・・・!