『仲間?トモダチ?──てか、何?そのくだらない言い訳は』 そう言い、また、笑い飛ばす。 悠真は唇を噛んで、先生の後ろに見えるスピーカーを睨み付けていた。 『さーて』と言って一つ咳払いをしてから、声は続けた。 『生き残ってる七十名。三年生の諸君。 お遊びはここまで。強制参加で、抜け駆けは禁止。……馬鹿じゃあるまいし。まぁ、それぐらい分かるだろうね。 それでは健闘を祈って、 good night(グッドナイト)~───』